京都府向日市のひらいクリニックの不妊相談・治療

Tel.075-921-0520

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不妊相談・治療Fertility treatments

赤ちゃんが欲しいと思って、避妊を行わずに夫婦生活を送っていても、1年以上妊娠できない場合、「不妊症」と定義されます。現在、6組に1組が不妊で悩んでいるとも言われています。当院でも不妊相談や不妊治療を行っておりますので、分からないことや不安なことがあれば、一度ご相談ください。

当院の不妊治療について

近年は晩婚化の傾向が強くなり、女性の出産年齢も高くなっている傾向にあります。
不妊治療では、35歳から45歳の間が重要なターニングポイントと位置付けられ、この時期を過ぎてしまうと妊娠しにくく、厳しい状況になります。
当院では、妊娠成立までをなるべく短い期間でサポートできるよう、5周期単位の治療を実施し、各ステップの治療にあてる期間を短めに計画しております。
不妊治療をお考えの方は、なるべく早めにご相談にお越しください。

【5周期の治療ステップ】

  • 1周期目:自然妊娠(タイミング法)

    検査結果をもとに排卵日を予想し、排卵日に合わせて性交のタイミングを合わせる方法で、自然な妊娠に一番近い治療です。

  • 2周期目:投薬による治療(排卵誘発法)

    内服薬で卵子を発育させ排卵を促す方法で、基本的には排卵障害がある方に行いますが、正常に排卵している方も妊娠率の上昇が期待できます。

  • 3周期目:注射による治療

    投薬による治療で効果がみられない場合、卵胞発育や排卵誘発、黄体ホルモンの活性化を促す注射による治療を行っていきます。

  • 4周期目:人工授精

    排卵の時期に合わせて、子宮内に精液を注入する方法です。受精や着床からは自然妊娠と同じ流れで妊娠に至ります。

  • 5周期目:体外受精

    体外受精に関しましては当院より、信頼のある医院を紹介させていただき、他院にて治療を受けていただきます。

不妊の原因は?

不妊の原因は?

不妊症の原因は、女性側に原因がある場合、男性側に原因がある場合、両方に原因がある場合、原因が不明な場合の4つに分けられます。女性側の原因は41%、男性側の原因は24%、男女ともに原因があるのは24%、原因不明な原因は11%といわれています。

女性側の原因

  • 排卵因子
  • 卵管因子
  • 頸管因子
  • 子宮因子
  • ホルモン異常
  • などその他

男性側の原因

  • 造精機能障害
  • 精路通過障害
  • 性機能障害
  • ホルモン異常

不妊検査について

不妊検査について

女性側の検査

基礎体温 基礎体温を測ることで、排卵の有無や排卵日の予想をすることができます。
超音波検査 超音波検査により、子宮や卵巣の状態を確認します。他にも、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫などの病気を調べることもできます。毎周期、卵胞を計測して排卵を予測します。
子宮頚管粘膜検査
(適時)
子宮頚部から分泌される粘液を調べることで、排卵時期の判断や、卵巣機能を確認することができます。
卵管通気検査 炭酸ガスを注入して管が詰まっていないかなど、卵管の異常や癒着を確認する検査です。
ホルモン検査
(血液・尿)
血液中や尿中のホルモンを測定することで、排卵時期や排卵障害を起こしているホルモンを確認します。
フーナーテスト
(性交後試験)
(適時)
検査の前夜に性交を行い、頸管粘液を採取し、頸管内の精子の状態を確認します。

男性側の検査

精液検査 精子の状態を確認する検査で、精子の数や運動量、奇形率などを調べます。